後悔が軽くなる考え方
2024年5月5日
◆PSYRYUのつぶやき 2024/4/19から抜粋
PSYRYUのつぶやきの有益(と私が思ってる)記事を抜粋しています。
今日は過去を後悔してしまうことについて、ちょっと面白い視点というか
考え方を紹介します。
決して皆さんに「あんたは間違ってる」「プラスに考えなさい」
などと上から目線で説教するつもりはありません。
もし、ちょっとでも気持ちが安らいでくれればよいと思って書いてます。
以前潜在意識の話で「雨男、雨女は妄想」と述べたと思います。
「自分が参加すると天気が雨になる」などということはありえません。
雨男・雨女を自称している人はたくさん居るので論理的にありえないわけです。
自称している人は雨になってしまったケースだけを覚えていて、
「自分が参加すると雨になる」「雨になることが多い」と錯覚しているだけです。
晴れになったケースは忘れているのです。認知バイアスですね。
過去の後悔も実はそういうものです。
「あの時、別の方を選んでいれば」「あの時、〜〜していればうまくいったのに」
「自分はいつも外れクジばかり引いてる。どうして?」
「あの時、金または株を買っていれば今頃は儲かっていたのに」
などと誰しも後悔があるものです。それで、
「自分はいつも失敗ばかりしてきた。運が悪い」
「自分は何かに邪魔されていつも失敗ばかりする」
と思ってしまったりするものです。
でも、それも雨男・雨女妄想みたいなものかもしれません。
実は、失敗したケースとは逆に、良い選択をしたケースや
危機を運よく回避できたケースなどもたくさん起きているのです。
そういう「運の良い選択・良い出来事」は気づかないか?
それとも、忘れてしまっているのです。感謝もしてないのです。
失敗したケースだけが印象に残っていて覚えているのです。
よく考えれば、過去の失敗は、何かに邪魔されたというより、
「誰にでも同じように起きてる統計的な結果にすぎない」わけです。
実は、幸運・成功も同じようにたくさん起きていたことに気づいて欲しいです。
そう考えて過去の失敗、不運などはもう気にしないで欲しいです。
もし、その失敗をうまく回避していたとしたら、その事は記憶に残ってないし、
おそらくあなたは別な失敗を悔やんでいて、現在は何も変わってないでしょう。
過去の失敗は、教訓にして対策を取るだけでよく、
それでもう終わった事にしてください。
ついでに言うと人から傷つけられた事も同じ傾向があります。
人は他人からされた酷い仕打ちは覚えていますが、実は自分も他人に
酷い仕打ちをしてたりするものです。自分がしたことは忘れることが多いです。
それに気づけば、お互い様と思えると思います。
尚、全てがこんな単純な理屈で説明できると言ってるわけではないです。
運の法則・作用というのは確かにありますし、
他人からされた仕打も全てがお互い様とは言えないケースもあるでしょう。
あくまで一つの考え方です。
冷静に考えてみることで気持ちが多少でも楽になれば幸いです。
関連ページ:「自分は不幸である」という錯覚 過去をスルーする