人間の煩悩
2025年4月25日
◆PSYRYUのつぶやき 2025/2/11から抜粋
PSYRYUのつぶやきの有益（と私が思ってる）記事を抜粋しています。
性加害やらハラスメントの話題がネットに上がっていますね。
人間とは醜い生き物だと感じてしまいますが、それは当然のことです。
生物は生存、生殖、食い扶持（収入と置き換えられます）を何よりも
優先させるように出来ているからです。
まずは自分の生存が大事です。食い扶持を確保するためにテリトリーを
確保してライバルを排除しなければなりません。
競争、争い、嫉妬、恨みなどが発生します。
次に生殖が大事です。
伴侶を確保するためにライバルに勝たなければなりません。
さらに優れた遺伝子を持つ相手を手に入れようとする本能が働きます。
そこで、競争、奪い合い、嫉妬、足の引っ張り合いが発生します。
男は猿山のボスになってハーレムを作りたいと望み、競争します。
女はそういう優れた男に惹かれます。
良い相手に気に入られるためにはライバルを蹴落とさなければなりません。
その結果、勝ち組と負け組の格差が出来上がります。
勝ち組はおごり、負け組はルサンチマンを募らせます。
人間とはそういうものだと思ってください。
聖者のような人はいません（いたとしたら病人です）
誰しも、欲望やら理不尽な行動、裏の顔、秘密があります。
そのように考えて、他人に完全さや理想を求めたり、
他人の悪い面や秘密を追及したりすることは控えたいですね。
もちろん、犯罪行為を糾弾することは社会にとって必要ですが。
そして、これが言いたかったのですが、自分自身の煩悩や理不尽さを
責めることもしないようにしてほしいです。
「誰しも過ちを犯してしまうことはある」
「誰しも愚かな面を持っている」
「嫉妬や憎しみが沸いてくるのは人間だから当然」
と考えてください。
スピリチュアル系や宗教系の人達は真面目に自分自身を責めて
苦しんでる方が多い気がします。真面目に考えることは良いこと
ですが、人間は完全な善人になることはできないのであり、
必要以上に悩んでも損なだけであると思ってほしいです。
見えない世界の存在は人間に完璧さなど求めてはいません。
（追伸）
スピリチュアル系、神秘系の人達は真面目な人が多く、いくら言っても
自分のレベルが低いとか清らかになれないとか悩む傾向があります。
私は「この世に人間に生まれたからには誰しも本能に縛られている」
と言いたいです。神仏や霊的世界は、聖者になることを求めてはいません。
神様がもし非現実的な理想を押し付けてくるなら、私は悪魔に転向しますよ。
真面目に考えすぎず、もっと人間らしく欲望・感情のままに生きてください。
ただし、弱者をいじめたり、踏み台にしたりすると恨みで復讐されますから
それだけはしないことです。
人生は法律や道義に反しなければそれで合格だといいたいです。
また、本ページで性加害やハラスメントを許してやれと言ってるわけではありません。
被害者が加害者に報復できる仕組みは社会として必要だと考えてます。
許すことができない自分を責めたりすることもしないでください。
法律や道義に反しなければ心の中が煩悩にまみれていてもいいと思ってください。
関連ページ：「自分は不幸である」という錯覚 過去をスルーする 後悔が軽くなる考え方