第一話昔のこと、妙に寒気がして眠れない夜がありました。
怪奇話が何故か思い出されてきて怖い感じがしていました。妙に何かがいるような気配もしました。
「怖い、怖い」と震えがしていました。
どうも、天井のあたりに誰かいるように感じるのです。しばらく天井を見つめていました。
と、その時です。天井を思いっきり叩く音がしました。「どーん」と響きました。
決して猫が飛び跳ねるような音ではありません。人間が思いっきり叩いたような音でした。
第二話
ある日の夜、家の一室がどうしても怖く感じられました。
人形を飾っている棚がどうも気になるのです。前々から、その中の日本人形が気味悪かったのです。
好奇心から戸を少し開け、暗がりの中、その棚を覗き込んでいました。ただならぬ空気が漂っていました。
その時です。
その棚からバシッという大きな音がしました。
ギョッとしたのは言うまでもありません。すぐに戸を閉めました。
次の日、棚を調べに行きました。例の人形が倒れていました。そして、こちらを睨んでいるように見えました。
第三話
姉の体験です。
ある日、家の蛍光燈の陰がゆらゆらと揺れていたそうです。
地震かなと蛍光燈を見たそうです。蛍光燈は揺れてなかったそうです。
でも影はゆらゆら揺れていたそうです。第四話
これも姉の体験です。
ある日、家の洋間で父が大きな声でわらっていたそうです。
あんまりゲラゲラ笑っているので、何がおかしいのか気になり、「お父さん、何笑っているの?」と言って部屋に入りました。
しかし、その部屋には誰もいなかったそうです。
よく考えたらその日は家には姉しかいなかったのです。
第五話 クモの別れ(知り合いの人から聞いた話、実話かどうか不明)
ある女性が冬の夜に体験した話です。
ある夜、突然目が覚めました。その時、目の前に驚くべきものを発見しました。
なんと、足の先、すう十センチの所に大きなクモがいるのです。真っ黒で体長が1m以上はあるというクモが自分の方を向いているのです。その女性は一瞬なにが起きたのかわからない状態でした。恐怖で何もできなくなったそうです。そのクモが襲ってくるのではないか?逃げなくては.と思ったのですが、何もできません。
その女性は恐怖のため、布団にくるまっていました。
数分経ち、彼女は、落ち着きを取り戻し、そうっと布団から顔を出しました。あたりを見まわしましたが、クモはいませんでした。彼女はすぐに立ち上がってラジオをつけました。何か緊急事態のように思ったのでした。ラジオからは、いつものように深夜番組が放送されていました。彼女は、隣の部屋の人に相談し、隣の旦那さんに部屋の中を確認してもらったそうです。クモはいなかったのでした。
次の日、彼女に、兄の死の知らせが届きました。兄は、丁度彼女がクモを目撃した時刻に刑務所で死亡したそうです。
彼女にはクモが兄であるとピンときました。なぜクモだったのかは不明ですが、刑務所の中で彼の心の中はクモのようだったのかもしれません。
第六話 お寺での体験
昔、お寺で一夜を過ごした時のことです。
仏壇の前で寝ることが許されました。私は仏様が夢に出てくれるかなあ?などと呑気な考えでいました。
その時、住職さんが気味の悪いことを言いました。「夜には、沢山の参拝者がくるんだから、本尊様の真ん前には寝たらいかんよ。」と。「ん!」と驚きましたが、心霊興味家であるわたしは、「どうなるのか試してみようじゃねえか」と住職が止めるのをきかずに真ん前で寝てしまいました。
疲れていたので、すぐ寝つきましたが、ふっと目が覚めました。しかし、眠いのでまた眠りました。しかし、またふっと目が覚めるのです。また、眠るとまたまた、ふっと目が覚めるのです。
これが何度も繰り返されるのです。どうも落着かない。なんかざわざわする。でも気のせいだろうと思って眠っていました。すると今度はうとうと夢を見ました。
夢の光景がなんとそのお寺の中なのです。本尊の前で大勢の人が集まっているのです。
その人たちはなにやら叫んでいます。「じゃまだ、じゃまだ」と。
なにを言っているのかと近づくと大勢の人が寝ている自分を蹴ったり、叩いたりしているではないですか?ぎょっとしたとき、ふっと目が覚めたのでした。
私は、恐くなりました。すぐに布団をずらして、部屋の隅で寝ることにしました。そうしたらぐっすりと眠れました。
第七話 倒れたままの墓
私が宮城県のある町にすんでいた時に聞いた話です。
近くには有名な「倒れたままの墓」がありました。墓が倒れているのですが、決して起き上がらせようという人はいないそうです。なんでも起き上がらせた人は必ず、発狂するんだそうです。大正時代に起こした人が発狂して以来、地元の人は決して触らないそうなのです。
伝説によるとそのお墓はその土地の代官の墓だそうです。その代官は公金を使い込み、それがばれそうになったので、お坊さんに罪をなすりつけたそうです。
お坊さんは島流しになり、そこで無念の死をとげたそうです。相当に怨んでいたそうです。
そのときの遺言が死体を海に流して欲しいというものでした。島民はそれを実行しなかったそうです。
そうしたら、島民の間で発狂するものが相次いだので、恐れて死体を流したそうです。
その後、その死体は、その代官のいる土地まで流れついたというのです。
それからというもの、代官の一族は皆、奇怪な死をとげたということです。
更に不思議なことにその代官の墓は何度立て直しても、倒れてしまうそうなのです。そして、起こした人は必ず発狂してしまうのだそうです。
さすがに私もこの話には恐怖を感じて、その墓を見に行くことはできませんでした。皆さんは墓を起こしに行く勇気あります?
第八話 呪い
私が最も驚愕した体験を紹介します。
数年前ですが喫茶店で友人と話しをしていたときです。
友人は○○○○会という宗教団体の裏事情を話してくれました。この団体にはいろいろ裏事情があったそうです。
私は熱心にその話を聞いていました。
そのときです。突然、私の首から胃にかけて締め付けられるかのような感覚が襲ってきました。
めまいもしてきて、「これは吐くかも」とトイレに行こうとしました。
酒を飲んでるわけでもないのにこんな症状になったことはありません。
少しタイミングを置いて、その友人も全く同じ症状になりました。しばらく二人でもがきました。
「うう、なんだこりゃ!、く、苦しい・・」
このときの苦しさと言ったら何だかわからないこともあって、相当なものでした。
なんとか収まって「今のは何だ?」と話あいました。
「○○○○会のこと話たからでは?」
「じゃ、もう一度やってみようか?」
ということになり、再び裏話を友人が話し出しました。
すると、、、
今度は友人が最初に胃を押さえて苦しみだしました。その直後、私にも再び首から胃にかけて強い力で締め付けるような感覚が襲ってきて二人はしばらくもがき苦しみました。
この時ほど、びっくりしたことはありません。一体あれは何だったのか?
今でもわかりません。
他にもミステリー体験談が一杯あります。是非ご覧ください。
ミステリー体験談
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