私の好きな言葉
mixi日記 2013年9月15日より
今日は私の人生訓をお話したいと思います。
私は他人様に説教する資格などないと思っていますので人生や生き方について
あれこれ語るつもりはありません。
悩みを持つ方が少しでも楽になるような教訓をお話したいと思っています。
私の好きな言葉をキーにしてお話ししたいと思います。
「楽あれば苦あり、苦あれば楽あり」
この言葉は福沢諭吉の言葉で子供のころ「努力すれば後で報われる、
怠ければ後で苦労する」という意味で教わった覚えがあります。
しかし、私は別な意味に解釈しています。現在安泰の人はそれがずっと続くと思いたがります
が、そうではないので注意しなければならない、苦しみの中に居る人もずっと苦しみが続くと
思う傾向があるが、そうではないから悲観しないようにという意味で解釈しています。
偉大なる英知である「易」にはこの運勢の流転が繰り返し説かれています。
人間とは今の状況に一喜一憂してしまい、今の状態がずっと続くと思ってしまう傾向があります。
サウジアラビアの若者は石油の富によって遊んでいても暮らしていけます。
多くの若者はこれがずっと続くと信じているようです。
でも石油はいずれ枯渇します。ずっと遊んでいられるはずはありません。
日本人も同じです。いつまでも今の繁栄が続くと思っています。勿論なるべく継続させる
ために努力すべきことですが、放っておいても永久に続くほど世の中は甘くないのです。
対策を考えて準備していかなければなりません。1人1人の人生も同様です。
今が良くても、油断してはいけないです。
逆に苦しみにある人は「自分は一生苦しむ運命にあるのだ」とか悲観しがちです。
でも、そうではないのです。状況は変わります。気長に待つことで状況が逆転したり
するのです。
人間はみんなそうなのかもしれませんが、状況の変化に一喜一憂してしまいがちです。
でも、もっと気長に考えて欲しいです。やがて状況は変わります。いずれに変わろうとも
前向きに努力することで救われるわけです。
「どうせ自分はダメなんだ」と自暴自棄になりたくなることもあるでしょう。
ヒロインを気取りたくなることもあるでしょう。でも、その後気持ちが落ち着いたら
前向きに努力してみて欲しいのです。
「川に落ちても魚を食わえて上がって来る」
この言葉は金儲けのことしか頭にない商売人のことを揶揄した言葉のようです。
川に落ちても利益のことを考えているみたいな・・
でも、私はこの言葉が好きなんですよね。どんな状況や苦難に落ちても何かを得ようと
する精神です。私の生き方がそうです。どんな嫌な状況に落とされてもそこには何か
得るものがあるはずだとハングリーに努力してきました。というより私はそういう
せこい人間なわけです。でもそれは前向きな生き方だと思っています。
どんな状況でも何かを得ようと最大限努力する。
その生きる執念、人生を良くしようとする執念が勝利につながると思っています。
「地獄から来た人間は地獄に落ちることを恐れない」
私は地獄から来たと思っています(笑) だから地獄に落ちる恐怖というのがありません。
現実に置き換えると苦労してどん底に落ちた人はどん底に落ちることを恐れない、つまり
修羅場をくぐった人は強いということなんですね。
私は子供の頃うつ状態みたいな時期がありました。病人みたいな顔をして全く元気がない頃が
ありました。霊障に完全にやられていた時期です。次から次と悪い事が重なりました。
こんなに悪い事ばかり起きるのは逆の意味での「奇跡体験アンビリバポー」としか言いようが
ないほどでした。今ではそれは霊的な原因だったとわかります。
もう地獄のような日々でした。プライドも何も全てズタズタです。
でも、その経験のおかげで私は人からどう思われようとも何も感じない図太さを得ることができました。
他人の眼など気にしない、他人など気にせずマイペースな生き方ができます。
これは私の強みだったりします(笑)
今のはほんの一例です。多くの人が人生においてどん底の経験をすることがあると思います。
どん底の経験をした分、強くなれるのです。良い物を得たと考えて欲しいのです。
また、人間は苦労してそれを解決しようとすることで能力的に成長します。
もし苦労が全くない人がいたとします。
例えば大金持ちの息子で何から何まで大勢の付き人が世話してくれるみたいな感じです。
もしそういう人がいたとしたら1人では何もできない人間になってしまうでしょう。
人間は本能的に苦労は避けてしまいます。
だから周りの人が常に助けてくれるとそれに頼ってしまい自ら努力はしなくなってしまいます。
その上、恵まれていることを幸せだとも思わないでしょう。
苦労が無いと幸せも感じないのです。
人生は苦労がつきものです。でも苦労した経験はプラスになっているはずです。
どん底に落ちた時は自分が鍛えられるチャンスなのです。
決して苦労が多かった分、損をしているわけではないのです。
生まれ変わりを信じるなら、立派な人、有能な人達は過去世で多くの苦労を
してきた人だと言ってよいでしょう。
「良い師、親に恵まれなかったことを感謝」
前述したように私は霊障の戦いの子供時代を送っていたころ、誰も助けては
くれませんでした。相談する人もいませんでした。指導してくれる師もいませんでした。
親も話の分かる賢い親ではありませんでした。
だから、全て自分で考えて解決するしかなかったのです。だから力を獲得できたのです。
多くの人達はTVドラマの影響で良い家族、良い仲間、良い先生によって支えられて
苦難を乗り越えるのが普通だと思っています。しかし現実はそうとは限りません。
良い人達に恵まれない場合もあるのです。でもメゲないでください。
私は誰も助けてくれなかったからこそ強くなれたのです。そういう考え方もあるということです。
「短所を長所にするのが神様の知恵」
短所は長所になると言う言葉はよく聞くと思います。言うは簡単だがそうはいかないと
いうところでしょう。だったらそれを潜在意識や神仏に任せればよいのです。
そういうお祈りをしてみるとよいでしょう。
人間は短所があるからこそ面白いと神様は思ってるふしがあります。それについては
次回述べたいと思います。TVドラマのロマンチックなイメージのみを幸せな人生と
考えて「それに比べて自分はダメなことばっかり」と自分を責めないでください。
TVドラマのロマンこそ表面的に作られた幻にすぎません。
先ずは自分自身、ありのままで幸せになる事を神様にお願いしてみてくほしいです。
「TVドラマのような人生を送れますように」と祈るよりもその方が神様も
モチベーションが上がるでしょう。奇跡を起こす甲斐があるというものです。
そう思って頂ければ少しは楽になるのではと思い書かせて頂きました。
次回はよりスピリチュアルな観点から説明したいと思います。