思考よりも運気(1/2)
2023年8月30日
◆PSYRYUのつぶやき 2023/8/29 から抜粋
PSYRYUのつぶやきの有益(と私が思ってる)記事を抜粋しています。
マイナス思考の恐れについて皆さん、関心があるようですので、ここで書いていきたいと思います。
私は昔から繰り返し、「マイナス思考を恐れる必要などない」と主張してますが、
皆さん、どうしても「マイナス思考が消えない、このままでは不幸になってしまう」みたいに
まるでタブーを犯したから不幸になってしまうみたいな不安を抱いてしまうようですね。
その理由はきっと、スピリチュアル関係の人達がそんなことを言ってるからかもしれません。
・願望実現術で幸福な自分をインプットすることでそれが実現する
ということは裏を返せば
・マイナス思考だとそれが実現して不幸になる。
・自分が不幸だった原因はそれだったのだ。
と思ってる方が多いのかもしれませんね。スピリチュアル関係の人もそんな考え方を
してる方が多いのかもしれません。
でも、それは心理学的、脳の機能の話です。
脳の機能はそうかもしれません。催眠術で無敵の人になれるようですし、
マイナス思考で病気になったりすることはあります。(これが一番怖いです)
しかし、脳よりも深い潜在意識の世界、ましてや霊体や魂の世界となるとそんな
単純ではありません。思ったことがそのまま実現するわけではありません。
そもそも、人は不安を抱えてマイナス思考になるように出来ています。
だから人は不幸になるのだという理屈はあまりに稚拙で不自然です。
むしろ、不安を感じるから備えをして人は安全に暮らすことができるのです。
マイナス思考をしたり、不安を感じるのは身を守る機能なのです。
そして、潜在意識はその人を守るように働いてます。マイナス思考をそのまま
実現させる杓子定規のバカロボットではありません。
潜在意識の現れである分身はきちんと状況を判断して賢い働きをしています。
思ったことを無考えに実現させようはしません。
私は潜在意識とは身を守り、幸せに導くものだと考えているので、
潜在意識に要望を指示するテクとしてリストアップ法を編み出したのです。
リストアップ法ではプラスの性格になることやマイナス思考をしないことなどは求めていません。
毎日マイナス思考にまみれてもよいのです。
ただ、自分が何を望んでいるか?をリラックスして潜在意識に伝えれば、潜在意識は
それを叶えようと動いてくれるというテクです。たった一日5分でもよいのです。
私が一番心配してるのは、先ほど述べた「マイナス思考が健康に及ぼす影響」です。
過度なマイナス思考はストレスになりますから、健康によくないんです。
悪い事が実現してしまう事ではなく、ストレスになって健康によくない事を心配しているんです。
怒り、ストレス、悲しみ、絶望、自己嫌悪などが蓄積すると病気になる可能性が大きいです。
当サイトのテクはマイナス思考によるストレスを軽減するためにいろいろ用意してます。
マイナス思考の実現を回避する為のテクではないのです。
「マイナス思考をするとそれが実現して不幸になってしまう」
「マイナス思考をしないように性格を変えなければいけない。でもそれができない」
「このままでは不幸になってしまう。幸せにはなれない」
「他人はみんなプラス思考で幸せになってるのに、自分だけはどうして・・」
なんてことを考えて余計なストレスをためるのはやめて欲しいと思ってます。
マイナス思考の自分、ありのままの自分を受け入れて、他人が幸せに見える妄想を
捨てて、「今の自分でもいいんだ、それで幸せになれるんだ」
と気楽に考えてストレスを軽減して欲しいです。
スピリチュアル関係の人は勝手なことを言ってるかもしれませんね。
心理学やスピの本に書いてある内容を初心者に説教するなんて誰にでもできることです。
全ては自分の思考が原因、自分が変われば全てが変わるなんて講座は特別な能力や技術が
なくてもできる「誰にでも簡単に稼げる副業」みたいなものです。
そんなことしかできない人間の副業に献金する必要はありません。
人は理屈を述べられても実際に成功体験がないとプラスに考えることはできないんです。
ましてや過去の失敗やトラウマがある人がプラスに考えることは至難の業なのです。
そんな難しいことをしたら本当に幸せになれるでしょうか?
たとえ催眠術でプラス思考になれたとしても一時ですし、洗脳されてマルチをやってる人の多くが
結局不幸になってることを見れば思考の効果はたかが知れてるとわかるはずです。
私は「できないことはしなくていい」「マイナス思考を恐れなくてもよい」と言いたいです。
ここで重要なことを述べたいと思います。
人が幸せになれるか?どうかは思考など自分自身の資質だけではありません。
プラス思考をしたら幸せになれるわけではありません。心理学的な原理で成功率が上がるだけです。
逆にプラス思考だとリスクも上がります。ハイリスクの挑戦をして失敗した人などが
プラス思考による失敗例です。若い頃はポジティブなタイプの人が交友関係を広げて幸せになってる
ように見えますが、年取ってくると現実はそんな単純ではないことがわかってきます。
人が幸せになれるかどうかは、健康も含めて「運とエネルギー」が重要だと考えてます。
それを追及しています。だから、皆さんに「プラス思考にしろ」「自分を変えろ」などとは言いません。
テクによって運とエネルギーを得て幸福を掴むことができると考えてます。
プラス思考はあくまで方向性を指示するための舵取りでしかありません。
定期的、あるいはたまに指示(プラスのインプット)するだけでよいのです。
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関連ページ:マイナス思考のままでよい